レスポンシブ対応を見越したHP作りの手順
こんにちは、スウェルデザインのwです。
モバイルフレンドリーの対応が当たり前の時代になりました。
スマホで見づらいサイトはつまはじきにされてしまいます・・
そこでレスポンシブ対応を想定したHP制作の手順
つまり、スマホ版のHPを作らなければならなくなった時困らない様に
レスポンシブにしやすい土台のHP作りをしていきましょうという内容です。
レスポンシブサイトの土台作り
デザイン・構成
グリットシステムを基にデザインしていく
グリットシステムとは?
端末によって均等に表示されるように、ページのデザインや構成はグリットを基にして練っていきます。
レスポンシブデザインに特化したGrid Systemは複数あるので、作りたいサイトに合ったものを選びます。
一部紹介
Bootstrapでグリッドシステムだけ使いたい場合、カスタマイズしたものをダウンロードすればいい。
960 Grid System:ページの幅960pxを基準にして、設計するグリッドデザインを紹介
コーディング
viewportの設定
モバイルブラウザでのレイアウトを制御するためにmetaタグのviewportを使います。
下記ソースをheader内に記述
アクセスしたデバイスの横幅に合わせるためにwidth=device-widthを指定。
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1, minimum-scale=1, maximum-scale=1, user-scalable=no"> <!--最小限のビューポート設定--> <meta name="viewport" content="width=device-width">
CSSの個別指定
アクセスしてきた端末の画面サイズに合わせて読み込むCSSを変えます。
基本のCSSとその他複数で分け、必要な部分のみCSSの読み込みを行い上書きするという仕組みです。
①下記ソースをheaderに記述
<link rel="stylesheet" media="all" type="text/css" href="style.css" /> <!-- ※デフォルトのスタイル(style.css) --> <link rel="stylesheet" media="all" type="text/css" href="tablet.css" /> <!-- ※タブレット用のスタイル(tablet.css) --> <link rel="stylesheet" media="all" type="text/css" href="smart.css" /> <!-- ※スマートフォン用のスタイル(smart.css) -->
②各CSSに下記コードを記述
※必ず{}の中にCSSを書き込むこと。
@media screen and (min-width:961px) { /*pc用のcssを記述*/ } @media only screen and (min-width:376px) and (max-width:960px) { /*tablet用のcssを記述*/ } @media screen and (max-width:375px) { /*スマホ用のcssを記述*/ }
可変する画像の設定
端末の画面によって画像が正しく表示されるようにCSSへ指定します。
img {max-width:100%;}
画面サイズにより表示したくない要素の処理
下記コードを各CSSにて記述
※それぞれのCSSで表示非表示を両方記述しなければPC版で消したままスマホ版でも表示されないので
スマホ版の方にはdisplay:block;などで表示させること
img {display:none;}